『エリクソンが大切にしていたこと』
神 崇仁トークライブ

トークライブのご紹介

人と関わる上で技術はとても重要です。
そして、それを支える姿勢や原則も同様に重要です。
なぜなら”技”というのは、手で支えると書くように、
技術や方法論というのは、 その人の信念体系や、
人との関わり方の基本的な姿勢や原則を
忠実に再現するためにあるからです。

それはマニュアルや公式で表せるものではありません。

特にミルトン・エリクソンは理論化を嫌い、体系化することを頑に拒んでいたと言われています。

「私はその都度、その人に合わせた心理療法を開発するのです。」

この言葉は、さまざまな表現方法で、彼の元に訪れる弟子達に彼らに必要な形で届けられた一文です。

対人援助においては、誰かの役に立つと信じている自分の考え方やビジョンが関わり方や原則となり、
それらは必ず何らかの表現方法を伴って振る舞いとして顕されます。
技術は、その関わり方や原則の表現手段と言えます。

エリクソンの関わり方を実践しようと思うのであれば、
エリクソンの考え方を知っておくことが大切だと思うのです。

わたしはエリクソンの技術を探求する中で、エリクソンの生き方や考え方に興味を持って、それを深く探求するようになりました。

わたしは日本語で書籍化されているものだけではなく、海外のエリクソンについての文献を数多くあたって、エリクソンについて探求をしてきました。

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その中には、昨年海外で発売され、非常に評価が高いエリクソンの自伝的映画「Wizard of the Desert」(砂漠の魔術師)の日本語字幕版プロジェクトを主導したことも含まれます。(現在、日本での発売に向けて予約準備中)

その映画の中でも様々な人が証言しているように、人の存在に光をあてる関わり方をするエリクソンのストーリーはそれだけでも心が動くものですが、その根底にあるエリクソンの人に関わる考え方を知っておくことで、私たちが実際に人に関わる時でも強い影響を与えるものになると思います。

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エリクソン自身の人に対する考え方を技術として表現したものをエリクソニアン・アプローチと呼びますが、それは難解で習得が難しいと言われています。
その理由のひとつとして、研究している人の世界観によって、
それぞれ異なるものが抽出されるため、様々な解説や注釈がついているためだと思われます。

先程の映画、砂漠の魔術師をご覧になると多くの人が様々な表現でエリクソンを解説していることでも分かって頂けると思います。

エリクソンを研究してきた中で気づいたことですが、結局のところ、
どの研究者も人と関わるときに大切にしたいと共鳴する部分が、
エリクソンのアプローチであると解釈しているのだと思います。
日本において、名の知られたエリクソンの弟子であるビル・オハンロンや、スティーブン・ギリガンにも、
それぞれ異なる心の中で共鳴した部分があり、
それを元にして生み出したアプローチが独自のやり方であるのもうなずけます。

私たちは、自分にとって大切だと感じること、共鳴があるときにそこに繋がりを感じます。

わたしもエリクソンの関わり方の中に、共鳴した部分があったからこそ
エリクソンを研究しようと思い立ち、それを現在も続けているのです。
それをわたし自身、人と関わるときの原則としながら、支援やトレーニングを行っています。

対人支援業界専門誌『セラピスト』誌 2014年10月号にて
大きく取り上げられた「プロカウンセラーの聴く力、話す技」の特集において以下のように答えました。

神 崇仁が大切にしていること

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そして、自分の関わり方というフィルターを通してエリクソンを研究したときには、
自分と共鳴したことと同様に、重要だなと思える「エリクソンの関わり方の原則」がありました。

今回のトークライブでは、
「エリクソンの他者との関わり方で大切にしている原則」をいくつかご紹介していきます。

また、エリクソンの映像を一部お見せして、
実際にエリクソンがどのようにして他者と関わっていたのかをご紹介させて頂く
予定です。

他者の可能性を開くことに興味を持っている方、この内容に響くものを感じられた方、エリクソンの大切にしていたことを探求する時間をご一緒しませんか?

開催情報

日時 2016/3/23(水) 19:00〜21:00
参加費 3,000円
開催場所 新宿文化センター
講師 神 崇仁(こうたかひと)プロフィール

主催者:野村 光恵

ご予約はこちら

2014年10月号の対人援助専門雑誌「セラピスト」様にて、神 崇仁のメソッドが紹介されました。
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